この映画を見る直前の私。
友達から食事に誘われていて、その誘いに乗ろうかどうかためらっているときでした。
なんとなく心の奥でむずがゆいものを感じているとき、妻が見るように勧めてくれた映画が「めがね」でした。
映画の物語が始まってすぐに、私もはっとしました。
なぜなら、1人の女性が与論島に旅に来たところから始まり、
その女性は他の人の関わりを持ちたくないというという態度をとっていたからです。
友人たちに会うよりも、1人でいた方がいいなと心の中で思っていた私。。
映画の物語は、単調ではあるものの、登場人物が発する言葉に、気づかされることが数多くありました。
小豆を煮ている場面では、登場人物の言葉から、
「ゆっくり、あせらず、時を待つ」
このような印象が私の中に染み込んできたのです。
この映画を見ていたとき、私の中では仕事の展開を早めたいと言う気持ちが水面下であって、
焦りを感じていました。
そのため、小豆を煮ているときのなんともゆっくり流れている時間をうつしだしている映像が、
私の中にメッセージとして深く入ってきたのです。
見方によっては、ただ単に小豆を煮ている何の変哲もない場面です。
しかし、意識の向け方によっては、深くメッセージ性を得ることができる場面になるのです。
その後、映画の主人公の女性は、少しずつ周りの人の温かさに触れながら、心を開いて行くようになります。
主人公が最後に見せた素敵な笑顔が大変印象的でした。
私もこの映画を見た後、その晩の友人との会食を楽しもうと前向きな気持ちになることができました。
そして友達との夕食会はどのようだったかと言うと、
映画で得た多くの気づきにより、自分の意識を安定させ、楽しむことができました。
下向きになるような気持ちも、
逆に会話の中で、楽しみを見つけていこうとする気持ちに変化させていることに気がついたのでした。


